【手抜きしすぎ!?】超シンプルなエクセル家計簿のつけ方【月に1度の入力でOK】
今回の記事はこのような方に向けた内容です。
・家計簿をつけたいけどめんどくさい。
・家計簿には時間をかけたくない。
・エクセルは得意じゃない
こんにちは、ケン・イケハです。
「家計簿」について、みなさんはどのような印象をお持ちでしょうか?
「めんどくさい」
「できればつけたくない」
などと、ネガティブな印象をもっている方が多いかもしれません。
今回は、めんどくさがりな方でも継続できるように、私が実践している「超シンプルなエクセル家計簿のつけ方」をまとめました。
ぜひ参考にしていただければと思います。
エクセル家計簿がおすすめな理由
家計簿には、「手書きノート」「PCソフト(エクセル)」「スマホアプリ」など、様々なつけ方があります。
最近は、お手軽で便利な「スマホアプリ」が特に人気です。
そんな中で、あえて「エクセル家計簿」をすすめるには理由があります。
自由にアレンジができる
市販のノートやスマホアプリは便利な反面、費目の種類が多かったりと、少し融通のきかないところもあります。
エクセルであれば、好きなレイアウトも自由自在。
いらない費目はざっくりと削除できます。
お金がかからない
すでにエクセルを使用していれば、そのまま使うだけ。
もっていなくても、家計簿だけのためにエクセルを購入する必要はありません。
「Libre Office」の「Calk」というソフトで代用できますので、そちらをお試しください。
機能はエクセルとまったくといっていいほど同じです。
もちろん無料で使えますよ。
「Libre Office」はこちらのサイトから無料でダウンロードできます。
↓
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice/
集計が楽
一度フォーマットを作っておけば、合計金額などは自動で集計されるので手間いらずです。
関数が苦手という方もご安心ください。
「SUM」が使えればそれで十分。
たとえ「SUM」がわからなくても、ちょっと電卓をたたく回数は増えますが、「文字・数字の入力のみ」でもなんとかなります。
(罫線やセル統合も難しい方は、手書きノートの方がいいかもしれません)
情報が外にもれない
スマホアプリの家計簿は、便利な反面、「支出や預金の情報」が、アプリ会社に伝わってしまいます。
セキュリティー上は問題ないと思いますが、預金情報からは年収もある程度わかりますので、気になる方は情報がもれない方法を選んだ方がいいでしょう。
超シンプルなエクセル家計簿のつけ方
では「超シンプルなエクセル家計簿のつけ方」をみていきましょう。
「レシートの仕分け方法→フォーマット作成→入力」といった順番でご説明します。
レシートを袋に仕分け
レシートをもらったら、その都度、費目を書いた袋に入れていきます。
家計簿の入力は月に一回でいいので、レシート1ヶ月分がたまるまでは、他に何もすることがありません。
※写真の封筒は、長形3号(120×235mm)
袋はユニパックでもなんでもかまいません。
でもなるべく大きめのものを選びましょう。
小さい袋だとレシートが入れずらいので、「入れることがちょっとしたストレス」になりかねません。
ちなみに、私の場合ですが。
最初は小さなユニパックを使っていて、いちいち折り曲げて入れるのが面倒になり、あやうく挫折しそうになりました。。。
フォーマットをつくる
こちらが私が実際に使っている、超シンプルな家計簿フォーマットです。
費目は、先ほどの袋に書いてあるものと同じです。
ちなみに、費目の振り分け方はこんな感じです。
【食費】
お弁当や食卓に並ぶ食材費など
【日用品費】
薬局・ホームセンターなどでの買い物、書籍など
【教育・習い事費】
学校の給食費、ピアノなど
【娯楽費】
レジャー、外食、交通費、コンビニの買い物など
【特別費】
美容室、衣服、病院、その他
スーパーのレシートに、食材と一緒に「ティッシュ」や「洗剤」が入っていたとしても、レシート単位でそのまま「食費」にほうりこみます。
あまり細かいことを気にしないのがポイントです。
月に一度の入力
普通の家計簿では「1日1行」で入力するのが基本です。
でも、今回紹介するのは、「月に1度合計金額のみを入力する」という方法なので、日付単位での入力はおこないません。
入力例がこちらです。
※説明用の表なので金額は仮の数字です。
※特に大きな出費が入っていれば、「食費」の中の「米」のように、備忘録としてコメントを残します。気にしないならコメントなしでも大丈夫です。
もしかしたら、きっちり家計簿をつけられている方からは、「そんな適当なやり方では意味がない!」とお叱りを受けるかもしれません。
でも、「家計のフロー(収入・支出)とストック(貯蓄)」を見える化するだけで、家計を改善する効果は十分にあると思います。
まずは、「家計の状態が全然見えていない」という状況を改善することが狙いです。
まとめ
家計簿をつけることは確かにめんどうですが、完璧主義を捨てて、ざっくりでもいいと割り切れば、案外継続してできるものです。
そして、これほどノーリスクで、貯蓄アップに役立つ方法はなかなかありません。
いくら利率の高い資産運用をおこなっていても、家計簿で家計の基盤を固めていなければ、思うように貯蓄を増やすことは難しいかもしれません。
これまで家計簿が嫌になったことがある方や、できるだけ楽して家計簿をつけたい方に、今回ご紹介した方法がお役に立てれば幸いです。